2018年12月24日月曜日

*甘い生活*フェリーニ、マルチェロマストロヤンニ

たくさん映画を観てきているが、見落としも数限りなくあり。
そのうちの1本。
フェリーニ監督、マストロヤンニ、ほんとごめんなさいm(_ _)m
大好きなのに。

1960年イタリア映画。
フェデリコ・フェリーニ監督

モノクロームの画面から、熱がほとばしり出ているような。
長い映画。
前半、後半で、一度休憩を挟む。
前半終わり、ちょっと眠くなった。
後ろの人は後半ほぼすべて、いびきをかいていた。
何度も座席を蹴られ、席を変わった。
空いててよかった〜。
それにしても、蹴られるの、やだなあと、改めて感じてしまう。
集中力ががくんと落ちちゃう。

マストロヤンニはいい加減で美しい。
全女性を口説かないと気がすまないの??
イタリアの女性、綺麗なんだけど、化粧のせいなのか見分けがつけづらい。
アニタ・エグバーグとの絡みは、うっとりと見惚れてしまった。
今回がフィルムでの上映は最後だとのこと。
フィルムはどんどん終わっていくんだなあ。
 
半年間、頑張りました。ご褒美のコンプリート賞です。キネカ大森さん、ありがとうございますm(_ _)m ↓

2018年12月3日月曜日

*第33回菊之丞・柳朝二人会*平成30年11月28日

今回で3回目。
あ、会はもう33回。
わたしがね、行き始めて3回ってことで。
そういえば、前回と今回の間に、柳朝師匠にお目にかかってない。同じ場所に違う時間帯でおじゃましてるらしい。
師匠、またお目にかかりたいですわ♪

この日はまず、菊之丞師匠が「湯屋番」、この噺、大好き。大笑いしてしまった。
柳朝師匠中入り前のトリ、「甲府い」
声がよく伸びてて、ほんとのお豆腐屋さんみたいだった。
暖かくいい噺。柳朝師匠によく合ってる。ネタおろしだったそうで。そうは思えなかったな、びっくり。

中入り後、柳朝師匠「悋気の独楽」この噺でいつも思うんだが、独楽って漆塗りなの?もしかしたら、ここで使われるものは子供が遊びに使うものとは違うのかな。
トリ、菊之丞師匠の「文七元結」 
菊之丞師匠は色っぽいひと、おぼこ娘、おっかない女将さん、女の人を描くのがうまい。この日のお久、目に浮かぶようだった。対比のおっかさんも笑
お二人、マクラで歴代師匠の真似をする。菊之丞師匠の正面が切れない文楽師匠がまさしくそのもの。

湯屋番 菊之丞
甲府い 柳朝
悋気の独楽 柳朝
文七元結 菊之丞

このところ寄席はこのお二方の二人会のみ。
ううん、ちょっと少なめ。

2018年11月26日月曜日

*若おかみは小学生!*まいった〜よかった〜

音楽:鈴木慶一
ってことで、いかなければならない。

絵の感じとか、あまり好みではない雰囲気だったのでためらっていた。だが、いやいや、観てびっくり。こんなにいい映画だったとは。
かなり得した気分。
それにしても、涙腺が脆弱すぎて困る。 
なんだってこんな。
ストーリーがしっかりしているのは無論なんだが、そこに被せてくる慶一の音がね。
もうよすぎて、よすぎて。
またも、手ぬぐいがぐちゃぐちゃになり。

ちっちゃいなあ、慶一の字の大きさ。↓
あまり書くとネタバレになってしまうので、やめておくが、好みとしては、幽霊少女の美陽ちゃん。ふわふわでおてんばで、とてもかわいい。 
そして、あるシーンに釘付けになった。
大好きな漫画家さんの描くおかっぱの女の子にそっくりで、まるであの漫画から抜け出たようだった。これわかるひと、きっといると思うんだけど、ねえ?って、いってみたりして^^;

水樹奈々さん。なんでもできるのね。
声のイメージがぴったりだったし、表現力も。楽しみな役者さん。

監督は高坂希太郎。

2018年11月19日月曜日

*エリッククラプトン~12小節の人生~*試写会当たりましたm(_ _)m

そう、運のいいことに、試写会が当たったんで早速。
あまり、エリック・クラプトンって、聴いたことがない。
特に縁がないというか。
ザ・バンドと似たような感じで聴く機会がなかった。
ドキュメンタリー。
出てくる人、かなり大勢ラスト・ワルツとかぶっている。 
だけど、ザ・バンドは出ていない。
出ていたら、たぶん、混乱しちゃうだろうな、どっちの映画だったか、わからなくなる、かも、、、^^;

試写会はトークショー付き。しかも、司会進行役がピーター・バラカン氏。なんでも予定ではエリック・クラプトンについての本も出している大友 博氏だったのが、都合がつかなくなり、急遽バラカンさんになったとか。なかなか美味しい♪素敵なサービス。ウドーさんありがとう。
ほかのお二人はウドー音楽事務所のエリック・クラプトン付きの方々。ちょっとお名前は覚えられなかった。

流れたエリック・クラプトンの曲は曲名は知らなかったが、すべて耳覚えのあるものだった。それだけ、印象に残るメロディーで、ヒットしてたってことだ。特にティアーズ・イン・ヘヴン。この映画を観た夜から、毎日、口ずさんでいる。ただし、出だしのみ。

別れた奥さん(パティ・ボイド)、チャーミングなひと。
いま、幸せだったらいいな。かわいいんだもん。

で、何人お子さんがいて、何回結婚したのかな。
そのあたり、さらーっと流してたけど、けっこう気になった。そういえば、近頃は不倫がばれると社会的制裁が凄まじいけど、クラプトンのおおらかさを少し見習ったほうがいいかもね。
試写会会場にて撮影↑

監督は リリ・フィニー・ザナック
ドライビング・ミス・デイジーのひと。 

2018年11月14日水曜日

*アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル*アメリカってたいへんな国だわな

監督: クレイグ・ガレスピー
「ラースとその彼女」の監督。
2018年 アメリカ
きっつい、この映画!
お母さん、変。いるよ、こんなお母さん。自分と娘の区別ができないというか、自分より娘が劣ってないと気がすまないというか。
激高してくると、暴力に訴えるところや、娘を攻撃し続けるところ、毒親そのもの。まるで見ていたかのような描き方。リアル。
監督も毒親育ちなのかな。
これだけ日常で全人格否定され続けたら、歪むし壊れるし。
ドキュメンタリー風のスタイルなんだけど。
それがまた。
うっかりドキュメンタリーだと勘違いしそうになっては、裏切られる。
トーニャ・ハーディングは3人の女優が演じる。うち2人は子役。
3人とも上手でねえ。ちっちゃい子がとってもかわいかった。
ふたり目の子は、泣かせるし。
3人目はほんとうのトーニャ・ハーディングかと思ってしまったし。

いま現在の彼女が気になる。
夫婦で造園業を営んでいて、男の子がひとり、ってあったけど。
男の子なら、だいじょうぶかな。
幸せであってほしい。
壊れたところ、繕ってくれる人がいたならいいなあ。
もうお母さんとは会ってないって言ってたから、たぶん、心身ともに健康になれただろう。
お母さんに会っちゃだめだよ♪

2018年10月29日月曜日

*ラスト・ワルツ、そう、スコセッシ監督のドキュメンタリー。ザ・バンド*

ついに観た!

1978年公開
監督はマーチン・スコセッシ。
今回はデジタル・リマスター版。

この監督、好きか嫌いかと問われると、よくわからない。
作品が、大好きと、いやこれはちょっと苦手、という両極端に別れてしまうんである。
ただ、8割は大好きにベクトルが傾いているけど。

で、スコセッシのドキュメンタリーってどんなん?って。
そして、ザ・バンドって伝説のバンドでしょって。よく知らなかったりする。 ただ、我が愛しのムーンライダーズの楽曲ってこのバンドの風があるなあとは、なんとなし、曲もよくわからずに思っていたりしていた。で、今回、やっぱりそうだよね、と改めて。
カントリー調とかフォーク・ロック調とか、さまざまな曲調があるのもさることながら、メンバー全員が歌える、複数の楽器を軽々とこなせる、など、スタイルも似ている。ということで、けいいち〜、好きよ〜♪って関係ないか^^;はは。

こんなにたくさんのスターが出演していて、楽しくないはずがないんである。
カメラワークも絶妙。7人のカメラマンが当日カメラを回していたのだとか。とくに好きなアングルはニール・ヤングが歌っていたシーン。印象的で歌もよくて。ニール・ヤングに嵌りそうな予感♪
心地よくてこのまま寝たらさぞ気持ちよかろうと試みたが失敗したのはマディ・ウォーターズの歌声。いつか機会があったら、もう一度挑戦してみたい。本当に心地よい声。 

パンフレットがなんといまどき珍しい400円!
つい、買ってしまった。
実は一見A4サイズだが、A全を四つ折りにしたもの。
ひろげると、ポスターになる。
500円以下の映画パンフレットなんて、近年、うれしい。
ひろげたところ↓

2018年10月11日木曜日

*プーと大人になった僕*こんなに泣いてると恥ずかしい^^;

参った参った。
泣いちゃった。
もう、まずいでしょー、こんなに泣いてしまうと。
しかも滅多に観ないディズニーで。
そう、ディズニーなのに、アニメーションの真っ黄色のプーさんじゃなくて、クリストファー・ロビンの手垢で汚れたかわいいテディベアのプーさんだし。
やめてほしいわ、かわいいよ〜♪
そんなわけで、監督: マーク・フォースター。
主演はプーさんとユアン・マクレガー。 

原題がクリストファー・ロビン。
AAミルンの詩集タイトルから来ているらしい。
例のマンハッタンと比べると、圧勝な素晴らしさ。
こういうセンス、磨いてほしいな、いまの映画畑にいる人たち。
なんて、えらそうだけどm(_ _)m
いい映画を洒落た邦題で観たいだけ♪

お話の中で、プーのおばかさんってクリストファー・ロビンが言うのが、あったかくて好き。
もう一回チャンスがあったら、観たいな。
確認の意味も含め。

このシーンがとても好き。ティガーってさあ、、、!

ところで、グッバイ・クリストファー・ロビンという映画があるらしい。
こちらは、ほんとのクリストファー・ロビンと、お父さんのリアルな話らしい。
気になる。
DVDのみ、日本では未公開。 
クリストファー・ロビンは、プーさんのことを話題にされるのを嫌がったとか。小さい頃から注目されてしまってたわけだし、精神的に相当きつかったろうなあ。

2018年9月18日火曜日

*ゲットアウト アカデミー賞脚本賞*こりゃ優れている怖いし

怖い!
最初っから最後まで、怖いよ!
低予算5億っていうことなんだけど。一体5億のどこが低予算なんだ???? 
アメリカって太っ腹!
5億あったら、 カメラを止めるな! は何本作れるんだ?

ということで、アカデミー賞脚本賞をゲットしたゲットアウト(*^^*)
、、、非常に怖い!
あとのほう、あれれ?なところもないわけじゃないけど、ま、それもフランケンシュタインみたいでいいかななんて。
すべて不気味で怖い。 
監督:ジョーダン・ピール
主演:ダニエル・カルーヤ

監督はコメディの売れっ子で、今回初監督作品とか。
ホラーとコメディってそういえば、近いなと、改めて感じた。
それで最近特にチョイスしているわけではないにもかかわらず、この映画もまた、人種差別について描かれている。
アメリカって、一体。
ただ、どの映画も声高にそれを言うのではない。
強いていえば、この作品が最も色濃いというか、ま、そのものだったりする。といっても、怒りが顕になっている、というのでもない。
少し、観終わってから調べてみたが、どうもラストが当初から変更になっているとか。
DVDには、それが収められているのだとか。
現実には、そうなるだろうなあというラストはDVDに収録されている方。きっとそのラストだったら、観終わったあと、やりきれなくなっていただろう。このラストになって、よかった。
2ができるという噂もあるらしい。
ちょっと気になるなあ。
もしできたら、観たいなあ。

2018年9月11日火曜日

*さよなら、僕のマンハッタン*このタイトルじゃない!もっと面白い!!

ワンダーストラックと併映。
設定年が1978年。
ワンダーストラックと一年違い。

ノーチェックだった。
意外にも面白かった!
そう、なんで、意外となってしまうのか、答えは簡単。
タイトルにセンスがなさすぎ。。。。(T_T)

本国ではあまりヒットしなかったらしいが、この雰囲気は日本ならうけると思う。タイトルさえ、もすこしよければ。

曲もいいし。
そもそも原題はサイモンとガーファンクルの The Only Living Boy in New York だったら、ううん。

ま置いといて。
監督はマーク・ウェブ。
制作総指揮にジェフ・ブリッジズ。出演も。
この方もキングスマンに出てたねえ。
2本とも、キングスマン繋がり?
で物語の設定年度が近くて、舞台も同じニューヨークなのか。
なかなかな組み合わせ♪ 
音楽のせいなのか、スムーズに物語が運んでいく。
大人のぐちゃぐちゃに巻き込まれてみたり、一層ぐちゃにしてみたりする、無茶な主人公、若くていいな。
ジェフ・ブリッジズ、キングスマンより断然存在感がある。
ヒットしなかったの、惜しいなあ、、、、
そして。
ニューヨークって広いのね。

2018年9月10日月曜日

*ワンダーストラック*セルズニックのあたらしいやつ

監督:トッド・ヘインズ
2017年アメリカ

やっと観れた。
基本、キネカ大森に来そうな気がするものは、待ってしまう。
で、なんとなく来そうな気がして待っていたら、結局、いまになってもまだ掛からない。
焦っていたら、目黒シネマで上映してくれた。
よかったよかった。

「ヒューゴの不思議な発明」がとても好きだったので、これも大いに期待。セルズニックが係わっている映画は好き。
前回とはトーンが違う。
大きな違いは、静けさ。
映画が静けさの中で進行していく。
やや実験的でもある。
映画から音を外したらどうなるのか?という。

共通点は大きな箱。箱という言い方は少しおかしい。
箱みたいな駅、箱みたいな博物館。
巨大さの中の緻密さ。

主人公とお友達になる黒人の少年ジェイデン・マイケルが、とてもかわいい。
この気持ち、わかるなあ。
きっちり結末もついて、すっきり。
もしもスコセッシが撮っていたら、どんな風だったかな?

キングスマン ゴールデン・サークルと、まったく違うジュリアン・ムーアに脱帽。役者よのお。

2018年8月27日月曜日

*超高速!参勤交代*公開時以来二度目。やっぱ大笑い。

また観てしまった。
とはいうものの、初見は公開時2014年。
久しぶりだったが、とても新鮮。
大笑いしてしまった。

監督:本木克英
主演:佐々木蔵之助

西村雅彦とか、六角精児とか、柄本時生とか、悪役に陣内孝則とか、脇がしっかり。
この映画観てると、あ、まだ日本の映画、だいじょぶねっと安心してしまう。
深田恭子もいい存在感。声と形がいいひと。様になってる。

そういえば、リターンズっていうのは、どうだったのかな。
見損なってしまったけど。

*レッドスパロー*べっぴんさんですねえ

こちら、スリー・ビルボードと併映。
きれいなお姉さんだったので、ちょっと観たくなった。

ジェニファー・ローレンスって初めて観たし、よく知らなかったけど、アカデミー賞もらったこともある売れっ子女優さんらしい。
監督:フランシス・ローレンス
ハンガー・ゲームっていう映画の監督さんで、それでジェニファー・ローレンスはブレイクしたとか。
ほお。
それ系観ないからなあ。
知らないのも道理だ。

この女優さん、厚化粧も綺麗だけど、どっちかというと素に近いときのほうが、可愛くってよかったな。

ああでも。
怖いの嫌い。手術シーンも嫌。

別の映画でこのひと観たい。怖すぎる。

 

*スリービルボード*アカデミー主演女優賞!

評判のすこぶるいい映画なので、期待も大。

監督:マーティン・マクドナー
主演のフランシス・マクドーマンドはとても勇ましい。
これが昨今のハリウッドスタイルなのかな。
なんでもつなぎは戦闘服で監督提案。
姿勢などはジョン・ウェインをイメージしたとか。
たしかに話し方にも、 そんな風がある。
だけど。
つなぎって、戦闘には向かないんじゃないかな。
動きが制限されるし、トイレがめんどくさいし。
余談だが、いっとき、演劇のPRでよく着ていたことがある。が、その時期が終わってからは一度も着たことはない。
もしリアルさを求めるなら、あの服は違うかも。

この女性の後悔と心の傷、痛ましい。
あらすじで紹介されているので、このあたりは書いてもよろしいかと考えるが、娘がレイプされたうえ、殺されたら、母親の心中はいかなるものか。
即刻犯人を逮捕して、その場で殺すことを望むはず。
なのに捜査が進展しない。
頭に来るよねえ。

最後ちょっと消化不良。
感覚的にはいきなりエンドロールですか?だったかも。
でもああいう終わり方もいいのかもしれない。

キネカ大森で鑑賞。
今回見つけた。
もぎりさん第1話のキーポイント♪

2018年8月2日木曜日

*松竹大歌舞伎 7月29日練馬文化センター*

例年、蒲田のアプリコにかかるのだが、どうしてか、今年は来ない。
よって、練馬に足を伸ばしてみた。
へえ、ずいぶんと蒲田と客層が違うものである。
というか、年齢層がばらばらというか、広いというか。
それでいて、10代の少女が見当たらないというか。
車椅子の方が多かった。
高齢化社会の縮図のような客席である。

演目は
近江のお兼 
曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)
 御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)
高坏

昨年に続き中村米吉がでている。
役は御所五郎蔵の花魁逢州。
ううん、やっぱりかわいい! 

お兼は中村梅枝。
これ習ったなあなんて、当時を思い出しちょっと嫌な気持ちになってみたり、、、

最後はやはり狂言物からの高坏。
菊之助の高下駄でのタップダンスが素晴らしい。

今回はこの日を含めてあと3日。
さぞお疲れのことかと。昼の部を観たが、このあと夜の部もあるわけで。歌舞伎役者さんの体力には敬服する。
来年は地元で観たいものだ。
なんかねえ、最近アプリコの夏は手抜きっぽいんだなあ。

2018年7月28日土曜日

*第32回菊之丞・柳朝二人会*平成30年7月25日

つい先日、自転車でぴゅーと行き過ぎる柳朝師匠をお見かけした。
お、柳朝師匠だ!
で。
なんとなく、そのまま、こちらも自転車で後を追う。
もしかしたら、珈琲屋さんに行くのかな?
じゃ一緒にコーヒー飲めるかな?
なんて、いそいそしながら、でもこそこそと。
師匠、角をひょいと曲がる。止まる。
20メートルくらい後方で、曲がろうとしていると、振り返った〜。
さすが、お気づきになられたのである。
いやはや、ここでストーカーおしまい(^^)

師匠、今度池袋演芸場いつですか?いきます!

てなことで、行ってきた。
第32回菊之丞・柳朝二人会

ちらしに、菊之丞師匠は死神とある。
おお、噂の。
聞くところによると、菊之丞師匠の死神はとんでもなく怖いのだという。
萬橘師匠とどっちが怖いんだろう?
わくわくしながら、聴きにいく。
会場は満席で、補助席も出ていた。

きよひこちゃんの”狸の札”に続き、柳朝師匠の”たがや”
とても面白かった。やっぱりこのオチが好き。
お侍の首が飛んでくって、すかっとする。泰平の世で刀が錆びてるって、よくない。有事のために手入れを怠らないのが武士の勤めだなあと思う。

そして、”死神”
去年初めて菊之丞師匠を聴いた。同じ池袋演芸場。あの日は夢金。あれもちょっと怖いのね。
マクラが終わって、死神が登場したところで、急に背筋がぞわぞわっとして、動けなくなった。瞬間金縛り状態である。いやあ、開始早々怖い。
終わるところも、怖い!
圓生オチなんだそうだが、いやいやもう、はい。
だって、幕が降りてもずっと死んでんだもん、怖いよ!
怖いんだけど、死んでる形がしゅっとしてた。

中入りのあと、もう一席ずつ。
菊之丞師匠が幇間腹、
柳朝師匠が佃祭。

佃祭って好きな噺。

帰ろっかなあとロビーに出たら、皆さん勢揃いで、募金箱が!
もちろん、ちゃらんと入れさせていただきました。少しですけど♪
柳朝師匠のブログ

2018年7月23日月曜日

*パンズ・ラビリンス*やりきれなさ、哀しみ、

あーいやあ、もう、うう、デル・トロ監督〜〜〜〜!

2006年スペイン、メキシコ、アメリカ合作
ギレルモ・デル・トロ監督

この後味をどう処理したらいいのかな、、、(;_;)
それって違うでしょ、なんでよ、ファンタジーなんでしょ、そういうふうに紹介されてるし。
そう、はっきり言って、宣伝の嘘つき。
デル・トロ監督のホラー趣味、嫌よ。
そうよ、ホラー嫌いなんだからね。
血まみれとか苦手なの。ほんとうに、だめなの。うれしくないの。
観ないんだからね。
体を斜にしたり、手ぬぐいの脇からチラ見したり、下向いたり、楽しんでないから!
ファンタジーならファンタジーらしくしてほしいの。
たとえば、ディズニーのアニメみたいに。って、それはちょっと違うかも。。。

そこそこ子供は好きで、近所の小学生を手なづけては、密かにニヤニヤしている。
だって、子供って面白いんだもん。こっちの先入観で、なんていい子なんだろうと、感動していると、急にどんでん返しをお見舞いしてくれたり、と思えば、さして気にしていなかった子が、実は案外懐いてくれていたり、びっくりな楽しいことが多いのだ。
なにが書きたいかというと、つまり、大人の現実に逆らうことのできない子供をいじめないで欲しい。
そう、視点を変えればヤマトタケルやオオクニヌシノミコト、ヘラクレスの冒険譚と共通するものがある、ともいえる。
ともいえるけど、辛い。 

このくらいにしておこう。
もうすでに、ネタバレ域みたいだ。

デルトロ監督の作品はとてもわかりやすい。
ストーリーの中で、勧善懲悪がはっきりと分かれているため、やや複雑な構造になっていても、混乱せず観続けることができる。
先日のロマンティックなシェイプ・オブ・ウォーターもそうだった。
悪人が徹底的に悪くて恐ろしい。ちっとも死なない。なにされても生きてる。
存在しているだけでホラー。 

今回知ったこと。
なんと、パンもペイルマンも、同じ人がはいってる。
で、シェイプ・オブ・ウォーターの半魚人も♪
ダグ・ジョーンズ、いいなあ♪

2018年6月17日日曜日

*マグニフィセント・セブン*やったね、黒澤スピリット!

七人の侍、荒野の七人のリメイク版。
アントワーン・フークア監督
2016年、アメリカ。

いやいやもうもう、うれしくってしょうがないくらいに、西部劇だった。
そして、多種多様な人物が入り乱れてのセブン。
主役からしてデンゼル・ワシントン♪
黒人、白人、 メキシカン、チャイナにネイティブって、時代の流れだなあ。
荒野の七人はメキシカンがひとりいるとか、そんなくらいの構成だったと思うし(未確認) 、七人の侍はオール日本人。
なんだかよくわからない、日本で言ったらサンカみたいな熊みたいな、かわいいジャック・ホーンもいるし。で、またねえ、デイビー・クロケット帽でねえ、ジョン・ウェイン風でうれしくなっちゃう。そう、アラモのときのジョン・ウェインのデイビー・クロケット帽最高。あれは帽子の最高峰って。いや、普通ならシルクハットあたりが王道とは思うけど。後ろに尻尾がついてると、それだけで、どきどきしてしまう。 
そしてデンゼル・ワシントンの早撃ち。登場シーンで何人ぶっ殺してしまうんだ。ぴゅんぴゅんぴゅーん、って、西部劇そのもの。
映画館で西部劇観たのも結構久しぶりだし、人種問題やらで西部劇があまりつくられなくなったのもあるし。
いまどき、このワクワク感はとても貴重。
それにしてもさ、もっと広い心で、創作物語だって、捉えることはできないのだろうか?
そんなことを言っていたら、日本は敗戦国で、日本人は戦争に負けたってことで、戦勝国側の戦争映画なんて、辛くて観られないってことになっちゃう。でも、ダンケルクはとてもいい映画だし、英国王のスピーチの、コリン・ファースの演技と演説は心地よく響くし。

脱線してしまった^^;

えーと、なにより、七人の個性が光ってた。
イーサン・ホークは友人がファンなので、機会があるとつい観てしまうんだが、だいたいやや屈折している役柄。この度もそう。
イ・ビョンホンがかっこよくって、驚いた。

そして、いつも心の片隅で、菊千代はどこ?と言ってしまうのである。
菊千代的なキャラはやはり、クリス・プラット、なのだろう。
でもね。
そこはあれよ。三船敏郎のほうが当然クールだわ♪

ラスト!
エンディング!
いまだに脳裏で流れてる。
荒野の七人。
うれしすぎる〜〜。西部のお侍さんたち、大好き。

2018年6月6日水曜日

*15時17分、パリ行き*女性ファンの多いクリントイーストウッド♪

はいこれも。
クリント・イーストウッドとなると、外せない。
って、そんなにクリント・イーストウッド歴は長くない。
全盛期のウェスタンも観てない。
スペース・カウボーイ(しかもリバイバル上映^^;)以来、ちょこちょこなんで、外せないとか書くと、マニアに怒られそう。
先、謝っとこ。
ごめんなさいm(_ _)m 
年配の女性客が多かった。
10対2くらいの割合だったと。 
フランスで起きた実話、タリス銃乱射事件の映画化。

2018年 アメリカ
クリント・イーストウッド:監督

主演の3人、乗客数名はいずれも本人というので、びっくり。
あれは皆さん演技の素養がもともとあるのか、監督の演技指導が的を得ているのか。
「ハドソン川の奇跡」でも本人を起用して臨場感を盛り上げてたし。黒澤を尊敬しているという話だけど、やはりそうなんだろうなあ。あの重厚さと人類への愛。
で、なんでも、テロリストが暴れ始めたとき、乗務員は乗務員室に鍵をかけて、閉じこもってしまったとか。
この英雄たちに比べると、なんともお粗末な。

乗務員はどうしたんだろう、なぜ、助けに来ないんだろうと疑問だったが、そこを敢えて監督は責めない。

アクションシーンもあるけど、どちらかというと、淡々としている。
幼なじみ3人の楽しい観光旅行を丁寧に、こんな感じの、うきうきしてるツーリストっているわ。あ、ジェラートおいしそう、とか、感覚が伝わる。
あの幼少期の差別やいじめを越えて、尚いまも仲良く出来てていいなあとほっとしていると、大事件が起こる。
そう、監督は決して声高に怒りを表明するわけではないんだが、アメリカの、都市部に遠いところでは人種差別、マイノリティへの迫害が、いまだに続いていると、こっそりこっそり教えてくれる。
なんだかなあ、これだと、日本のほうがずっとましだわ、このことに関しては。
だって、迫害されている当人たちが、それを自覚して訴えることが正当化されているもん。
この映画のひどいめにあってる人たち、迫害されていることに気づいてないみたい。  
それにしても、シングルマザーで一戸建てに住めるって、かなり羨ましい。そこ、日本も見習っていただきたい。
家族全員で必死で働いても、文鳥の小屋くらいの家しか日本じゃ手に入らない(T_T)
いけ、ストーン!!

2018年6月5日火曜日

*しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス*重〜いよ!ガチンコ勝負バンザイ!

もっとね、ふわっとした感じで、やらかいのを想像してた。
や、違った。
芸達者ふたりのガチンコ。
目一杯本気で演りあってる。
緊張感ががしがしと、こちらに伝わってきて、終わる頃にはかなりの疲労感が、、、いや、褒めてる、もちろん。
だって、滅多に観ることのできない、貴重な演技合戦(戦闘)。 
アシュリング・ウォルシュ監督2016年 カナダ、アイルランド合作
主演はいまさら、いわずもがなな、サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク。 
そう、今年はずーっと、サリー・ホーキンス観てる。
パディントン2、シェイプ・オブ・ウォーター、そして本作。
もうね、さすがに、2本観ると、この実力者め、よし、あと1本観てしまえ!ってなってしまう。ノックアウトだなあ、完全に。
パディでは軽くコメディエンヌを、シェイプでは半魚人とのロマンティックな恋物語のヒロインを、そしてこの作品では障害を抱えた画家を。いずれもこの女優さんがいたからこそ、幾重にも作品の魅力が倍加されている。
いまなにに出てるんだろう。
また観たいな、サリーさん。イーサンさんはマグニフィセント・セブンが近所の劇場でかかるから、行ってこよう。 

そういえば、ふたりの住む小さな家。
セットで作る計画だったのが、ふと、監督は、いざ撮影ってなったとき、イーサンとサリーは、そのセットを見て、どう思うんだろう、、、と不安になり、ロケ地に家を建てるということに変更したそうだ。
監督のその気持ちはわかる気がする。

さて次は「15時17分発、パリ行き」
こっちも、手堅い!

2018年5月15日火曜日

ただいま〜〜〜〜

戻りました!!
PCが壊れて以来、あちらのブログスタンドをお借りして、ほそぼそとやってましたが、 ようやく、治ってきましたんで、こちらに帰りました。
そうなんですよ、ブロガーさんは、iPadでやってると、固まってしまうんです。
それで、泣きながら引っ越したんですが。
あちらも、華やかでよかったんですけどね。
なんというか、ちょっと違うかなと。
なじめないというか、わがままにやれないというか。

ま!

そんなこんなで、帰りました。
またこちらで、映画や落語をつらつら語らせていただきたく存じます。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
 

*シェイプ・オブ・ウォーター*心はサリー・ホーキンス♪

いやああ、これはもう、グッとくる。
グリグリくる。
ドライバーでぐいっぐいっと、捻じ込まれていくような。
画面が美しい。
さらに付け加えれば、人間ではない生き物が、美しい。

監督はパシフィック・リムのギレルモ・デル・トロ。
主演はサリー・ホーキンス。パディントンのお母さん。
上手くて、チャーミング。
そして、華奢でセクシーで、ユーモラス😊

ときどき怖い。
バランスよく、笑っちゃうシーンが入ってくる。
とくに、サリー・ホーキンスと同僚のオクタヴィア・スペンサーのガールズトークは楽しい。

今週水曜日に観て、今日は金曜日。
まだ余韻に心地よく浸っている。
この幸福感、素晴らしい!♪

*ヨコハマメリー*ドキュメンタリーなのにそうじゃないみたいに、ぎっしり。

横浜の駅前にいつもいたと。
一度や二度、見かけたようにも思うけど、存在を知ったときには、すでに生きた都市伝説となられていたので、見たに違いないという思い込みなのか、本当に目にしたのか、定かではない。

中村高寛監督
2006年公開

この物語(あえてドキュメンタリーとは言わず)にはメリーさんに寄り添っていた何人かの人々が登場する。
親子のような情を交わすシャンソン歌手の永登元次郎さんや、クリーニング店のご夫妻。
みなさん、心映えが優しく美しい。
美しいといえば、ラストで白塗りをやめて、薄化粧になったメリーさんのお肌。つるつる。そして、メイクが上手い。上品で控えめ、地味めで、嫌味がない。でもきっと、田舎の養老院では浮いていただろう。

元次郎さんのアメショのぐるぐる模様の猫ちゃんは、どうなったかな。気になるなあ。。。。


*ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール*女の子たちかわいい

なんだろなあ。
なにか腑に落ちないところが幾つかあるけど、ま、いっかな。
映画だし。
楽しいし。
ミュージカルだし。
ただ、なんとなく、スッキリしてないけど。

監督:脚本 スチュアート・マードック
イギリス

舞台はスコットランド。
スコットランドって、病院を脱走しても、許してもらえて、また入れてもらえるの?
って、それが最も疑問だったところ。
これ以上書いてしまうと、あれなんで、やめとこ(^^;;

どちらというと、ヒロインの女の子イヴ エミリー・ブラウニングより、キャシー ハンナ・マリーの方が、好き。
全くの個人的な趣味として♪
キャシー、すらすらと細長くて、声も細くて長くて、いい感じ。

ジェームズの髪の色と眼鏡、とても素敵。
メガネ、同じの欲しいな。
衣装デザインはデニース・クルーズ。
シング・ストリート未来へのうた と2本立て。


*シング・ストリート未来へのうた 2回目 やっぱこの映画は楽しい!*

2回目。
以前書いたけど、どーしたっても、面白い!ので、少しだけ。

で、ウィキペディアしてみた。

謎1 
って、多分ほかに謎はない^^;
謎のモデル この曲は、監督が作ったものなのか?
自伝的映画ってことだしな、と、かねがね疑問だったが、わかったわかった。
そうだった!
やっぱりそうだった!
アイルランドのバンド、フェイモスだったかな、で、ベース、MV担当だったとか。
短編をいくつかつくったあと、長編映画でデビューしたとあった。
いや、すっきり。
ということは、謎のモデル には、そういうモデルがいたってことか。
ややこしいな、、、

そういえば、サントラ欲しいのにまだ買ってない。
買おう!!




*ちはやふる −結び– *いいなあ、青春!はずかしくない!

きらっきらしてて、とても素敵だった!!
とくに広瀬すずちゃん。
きれいで、かわいくて、これ以上なにを求めればいいか、というレベルの美しさ。
監督は、小泉徳宏。前作からの続投。

上の句、下の句がテレビで放映されているが、その続き。
ご存知の方もたくさんおられることかと。
ちりばめられる小倉百人一首の歌の雅やかな美しさと、意味を都度説明する上白石萌音ちゃんの幼さを含んだ品の良さ。古典文学好きには、ちょっと楽しい♪
ネタバレになってしまうから、あまり書けないけど、いくつか、続編への足がかり的なニュアンスがあったりする、ような気がしているから、あるのかも。
原作はまだ続いているようだし。

3月はこのほか、3本観たんだが、これがなんというか^^;
ひとつは、キングスマン2、あとふたつはダンケルクx2で、、、
どちらも、新しい発見があった。
とくにダンケルクは話が幾層にも交錯していることもあり、何度観てもドキドキしてしまう。
両方とも、あと3回は軽くいけそう!


*グレイテスト・ショーマン*ミュージカルは楽しい!!

公開2日目に観賞。
サントラ欲しい!となり、アマゾンやらなんやら調べたけど、うわあ、売り切れてる。
2月26日再入荷だとか。
仕方ない、ちょっと待つか。
てなわけで、サントラ買おうと思ったのは、けっこう久しぶり。
この前買ったのは、「オーケストラ!」
チャイコフスキーのバイオリンソナタがたっぷり聴けて、ロマの目まぐるしくわくわくする音にも触れることのできる、厚ぼったい映画。
サントラはいまも時折聴いている。


グレイテスト・ショーマン
2017アメリカ公開。
マイケル・グレイシー初監督作品。

音楽はラ・ラ・ランドの2人、ジョン・デブニー, ジョゼフ・トラパニーズ。
批評家に酷評されたけど、公開後口コミでどんどんお客さんが増えたんだとか。
素晴らしい。
P・T・バーナムという実在の人物がモデル。
現在のサーカスの基を築いた伝説の人で、何本か映画も作られているということだが、残念ながら全て未見m(_ _)m

人道的にいかが?とか、差別的、とか、批判的な見方もできるかもしれないが、それよりも劇中で使われていた、unique=個性的、という表現が最も合っているんじゃないかな。
とても楽しくて、元気になる。
生きてていいんだ!ってね。

もっとも崇高な芸術とは、人を幸せにすること。
バーナムの言葉なのだが、この映画を観終わって、映画館の緩い階段を登っているときの幸福感にこの言葉がかぶさってきた。
とても心地よい瞬間、まるで傍らに天使でも寄り添っているような^^;

日本でも大ヒットしそうな勢い。
爪が痛そうな真面目なヒーローより、歌のうまい詐欺師のほうが、ヒュー・ジャックマンっぽい気がした♪

*パディントン2*驚く面白さ♪

月曜日鑑賞。
スケジュールが合うところは吹き替え版しかなかった。
ま、ファミリー向けだからしょうがない。
ということで、吹き替え版観る。
パディントンの声は松坂桃李。

予告編では、え、このパディントン、なんかヘン! と、ちょっとした拒否反応が出ていたんだが、上映開始後、すぐに慣れて、かわいくなった。

それにしても、なぜ、吹き替え???
思ったほど、ファミリー向けという雰囲気でもないし、むしろ、大人向きじゃないのかな。
たしかに、吹き替え版ということで、親子連れも何組か見かけたが。
パディントンは健気なジェントルマン。
そして、ひたむきさと、優しさと、懐っこさで、すぐ誰とでも友達になれる。
熊を住人として、至極当然のように受け入れている街の人たちも楽しい。うちの近所にも来ないかな。こんな可愛い熊ちゃん。

機関車がふんだんに登場する。
美しいロンドンの街並みと調和している。
近年ではイギリスでも徐々に石造りの新築が減っていると聞くが、世界中、どこも文化が急激に変化しているのだろう。
なるべく、変わらずにいてほしいなあ。

ヒュー・グラントが、なんとまあ、落ち目スターで出演しているのだが、こういう、厳しいジョークって、イギリスならでは、、、ま、本気で落ち目だったら、出てないだろうけど^^;



✳︎キングスマン:ゴールデンサークル いいぞ〜〜✳︎


2017年イギリス映画
監督 マシュー・ヴォーン

面白かったなあ!!
前作は2回観た。
すごく楽しみにしていた。
そして、コリン・ファースが蘇ってきた。
若造だったエギー タロン・エガートン はすっかりジェントルマンになって、一層磨きがかかってる♪
情報収集担当のマーリン マーク・ストロング も相変わらず沈着冷静、頼れる存在。

そう、IMAXにしようか、ちょっと迷った。
結局、いつも通りで。
耳に不安を感じているから、というのと、1000円増し、というのが引っかかったんだが、やっぱり、IMAXのほうがよかったかななんて、終わってちょっと後悔した。
迫力が、いやあ、生半可ではない。
よくあんなキレのいいアクションを皆さんこなせるものだ。
そりゃ、プロの役者だからって、言っちゃったら、それはそうなんだけどね。素晴らしいなあ。
そして、明るい。ちょっと死にすぎだけどね。

カントリーロード。
ひどい!
これからは、この歌が流れてくるたび、泣くじゃない( i _ i )
3作目もあるという噂だけど、じゃあ、どうすんのさ!
ってね。
これ以上は書けないけどさ。
まだまだたくさんの人が観るはずだから、我慢するけど。
ほんとなんか、腹たつわー。
監督、酷い!!